26回土木学会関東支部新潟会研究調査発表会(平成201113日)


  我が研究室では、発生源が不明確な汚濁源が引き起こす「ノンポイント汚染」として知られる、「道路排水」について研究を行っています。実際に、長岡市内にある橋の既設雨水排水管に、装置を設置し雨天時道路排水の採水を行い、その排水の実態調査を行っております。

それらの研究成果について、平成201113日に長岡ハイブで開催された第26回土木学会関東支部新潟会研究調査発表会で修士2年村田洸が「雨天時道路排水の重金属流出負荷の実態調査」という題目で研究発表を行ってきました。



今回の発表会は、社会人、大学院生、大学生、高専生など様々な方が参加していました。私が参加したセッションでの発表者は、高専生3名と私を含めた大学院生2名でした。

 私は高専出身だったので、後輩を見るような気持ちで高専生の発表を見ていました。自分の高専時代の発表と比べると、今回発表を行っていた高専生は堂々とした発表を行っており、質問に対しても相手が理解しやすいように対応し、立派な発表を行っていました。

 自分の発表では、質疑が盛んでしたが、質問対策をしていたおかげで、概ね順調に対応することができたと思います。

 今回の発表会では、自分より年下の堂々とした発表姿には非常にいい刺激を受けました。こういった刺激を自分のエネルギーとしてこれからの研究を行っていきたいと思います。


文責:修士2年 村田 洸